契約前に必ず知っておくべきこと

失望

先日、あえてWiMAXのデメリットについて述べさせてもらったが、今回は意外と誤解されていることが多い点についてまとめていきたいと思う。やはりWiMAXは魔法のサービスではない。毎月4,000円の費用がかかる割には受けられるサービスの質は優れていることに間違いはないが、だからこそテレビコマーシャルなどを見ただけで勘違いされてしまう部分も非常に多い。

 

全国で3,000万人以上のユーザーが使っているインターネット通信サービス「WiMAX」。それでは、ここからは実際に使っているユーザーから見たこのサービスの誤解されがっちな真実を語っていこう。

誤解されがちな真実

使い放題は嘘 規制は存在する。

制限

一体何を持って使い放題という言葉が使われているのかは分からない。しかし、使い放題とは辞書を引いて調べてみれば「限度なく使い続けられるさま」などと記載されていることだろう。しかし、このWiMAXというサービスは、やたら「使い放題」と謳っているものの、実際には「規制」が存在するのだ。使い放題であり規制もある。この2つの言葉は矛盾しているようにしか見えない。一体どういうことだろうか?未使用者は頭にハテナを思い浮かべていることだろう。

 

例えばWiMAXのギガ放題プラン。3日間で10GBのインターネット通信量をおこなうことができるプランなのだが、それを超えても実際にはネットの利用を制限されることはない。しかし、これまでの回線速度と異なり急激に通信が規制されてしまうようになる。これが規制の実態だ。ちなみに規制時は最大速度が1Mbpsに指定され、普段の快適な50Mbpsとは全く異なるスピードになってしまう。

 

1Mbpsと言えばまともに楽しめるコンテンツはネット観覧ぐらいだろうか。SNSで他人のアカウントを鑑賞しているときはそこまで不快感を感じないだろうが、動画をダウンロードする際にはまずイラ立ちを覚えること間違いなし。不快感なくして動画を視聴することはまず不可能。

 

ちなみに、UQ WiMAXの公式サイトでも使い放題という言葉が使われているが、下に小さく注釈として使いすぎると規制されるという旨が書かれている。そして、規制は入るのだが、以降それが解除されるまでずっとネット自体は利用可能となっているため、そういう意味では使い放題なのかもしれない。日本語の難しい部分だが、これは後で騙された気にならないよう注意が必要だ。

どこでも使えるわけではない。人口カバー率は当てにならない。

人口

WiMAXは海外では一切使えないし、国内でも全国どこでも使えるなんてことはありえない。携帯電話さえ大手キャリアでもカバーできていないエリアが存在するので、なおさらWiMAXという1つのサービスでカバーできるエリアには限界がある。また、auの子会社が設立しているサービスであるため、あくまでも大手キャリアの一部の回線をレンタルして運営されているに過ぎないのだ。つまり、大手キャリアのインターネット通信よりも範囲が劣っているし、速度も負けている。

 

現在WiMAXの人口カバー率は99%だが、国内の99%のエリアでWiMAXが使えるということでなく、大勢の人が住んでいるエリアから順番に対応地区を埋めていった結果、現在99%の地点までネット通信が可能になったというだけのことである。つまり、田舎ほど接続できる箇所は減り、さらに回線速度に関しては一切保証されていない。とりあえずどんなに低速でも繋がりさえすればカウントする悪質な集計の仕方でなんとか人口カバー率が99%ということを頭に入れておいてもらいたい。

 

主にネットに繋げないエリアの代表的な例としては、先日も述べたが非対応の地下鉄内部や高い壁や障害物に囲まれたエリア、あるいは山の奥にある別荘などが代表的な例だろう。

月○○円キャンペーンは嘘

料金

多くのWiMAXプロバイダでは毎月の料金を破格の値段にして大々的にアピールしている。しかし、もちろん、たかが1,000円という価格でずっと使い続けることは不可能だ。その破格の料金は数か月もすれば跳ね上がって負担となって自分に迫ってくる。あのBroad WiMAXでさえも初月2,000円なのにも関わらず、翌月からは一気に3,000円以上になる。最終的には4,000円を超え、平均的な月々の利用料は大体4,000円程度という計算となるのだ。

 

初月0円という謳う文句であれば誰でもそれがずっと続くとは思わないが、最も悪質なのが「月1,980円」などとしか書かれていない宣伝の仕方だ。これぐらいの料金であれば、あまりWiMAXに詳しくない人が勘違いをして契約をしてしまう可能性は否めない。もちろん、申込み画面の明細をしっかり見ていれば普通は気付くはずなのだが、世の中にはトントン拍子で最も重要な画面を飛ばしていってしまう人が一定数いるのもまた事実だ。